うさぎの避妊手術(ふーの場合) |
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ふー (2000年9月13日生まれ) |
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それから11年経過して12歳のお誕生日前(2012/9/8現在)の記録 ◎2009年3月に心肥大が見つかり投薬中 ◎2012年春辺りから体調が優れなくなり現在は野菜食 ◎避妊手術時に切除しなかった子宮にトラブルがあり、排尿時に赤い繊維状のものが時々混ざるようになっている。 →現在経過観察中 ※避妊手術をされる場合は卵巣と子宮とを切除してくれる病院を選択されることをおすすめいたします。 |
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■ 目 次 ■ |
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○避妊手術に踏み切った理由 ふーはわたしが個人で飼ったうさぎでは2羽目になります。 1羽目のやっほーは男の子でやんちゃでかけしっこやかくかくなどもよくしたのですが、彼の身体が弱いこともあって去勢は考えたことはありませんでした。 ふーの場合は漠然と偽妊娠のこともあったのでする物だと思っていました。 犬や猫と同じような感覚でいたのですね。 全身麻酔をして目が覚めないまま、永遠の眠りについてしまった子がいることも知っていました。 でも、ふーのホルモンに感情や体調が左右されている姿を見ていると、子供をとらないだけでふーの体に負担をかけているのではないかと思い始めました。 ただ、WEBで避妊手術をして退院してそのままお月様に旅立ってしまった子の話を読んで、不安が広がりました。 辞めることも考えました。子宮がんや乳腺炎も大丈夫かもしれないと思いました。 それが4月のことです。 しかし、5/8の思いっきり毛を抜いた偽妊娠を見てその週の土曜日がちょうど仕事が休みだったので医者に連れていって相談しようと思い連れて行きました。 医師がこの時期ならも年齢もいいとおっしゃるので、その場の勢いもあって(苦笑)予約してきました。 |
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○偽妊娠歴(詳しくはひめくりを参照してね♪ 1/31→食欲が落ちる(偽妊娠かどうかは解らない) 4/2→こたつ布団の中におうちをつくる。(毛の量3g) 4/23→お散歩会の翌日に毛を咥えていた。(毛の量ひとつまみ) 5/8→カーテンの裏におうちをつくる。(毛の量10g) ぼけているけれど写真は5/8の物。けっこうごっそり抜いてくれました。 ○食事とか、●とか一覧(日付のところをクリック→その日のひめくり) |
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お野菜の基準の量は1回に1種類、レタスだったら手のひら大×2、にんじんなら、1/4程度です。 手術後は1回に3種類〜4種類あげていました。 つまり、いつもの3倍くらいあげていたってことです。 |
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○手術を終えて思うこと 手術をしてからの性格が変わるといますが、ふーは落ち着いたという感じぐらいで大胆に変化があったとは思えません。 傷も気にしている様子はなく傷口だけを集中して舐めるということはなかったようです。 部屋で放し飼いのため、家具の角で傷を引っかく恐れがあったので入り込みそうなところにはダンボールでふたをしました。 しかし、体調が戻っていくにしたがっては入れる場所も戻しました。 ●は12月くらいに戻ったようで8割〜9割ちかくトイレにしてくれるようになりました。 それ以前は食べながらしてしまう、ひどいときにはしょんしょんも食べるのに夢中でもらしたりしていました。
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○抜糸のこと(クリックすると患部が拡大された写真が見れます) 1週間後の土曜日に抜糸をしました。 引き取りに行ったときはいっぱいいっぱいだったので 写真のことを忘れていましたが、抜糸は写真を撮りました。 一週間で毛刈をした部分はほとんど毛が生えていました。 傷も目立たなくなっています。 |
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補綴に一人、医師がペンチでステープルの中央を切ってかんしで抜くという、ふつーの抜糸とほとんど変わらない作業をして完了です。 ふーもおとなしくしていました。 ただ、ふーが暴れん坊なので普段はひとりで行う作業なのかもしれません(^^;; ヒヤアセ 後日、確認しましたが暴れない子は医師が一人で行う作業です。 抜糸は見ていると痛そうですが、痛くないです。とったほうが傷痕がひきつれないので楽になります。ふーも実際に取った後の方が活発になりました。 |
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○なぜステープルなのか? ステンレスが一番動物の身体に負担をかけないからだそうです。 糸で結び目を作ると気にしてしまい先が箒のようになってしまうからとも聞きました。 写真がステープルです。 大きさは普通のステープル(ホッチキス)とあまり代わりがありませんでした。 |
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○術後の食事管理 術後2週間は栄養価の高い物を その後はダイエット食に切り替えます。 なぜかというと「繁殖しなくてはいけない」というストレスが無くなるのでその分、太りやすくなるということでした。 2割減を目標にとのことでした。 ふーの今までの御飯が1回12gだったので10gになります。 |
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○傷痕の皮膚炎 ふーは以前にも切り傷を舐めすぎて「はげ」を作ったことがあります。 手術の傷痕もなめてかぶれさせないかひやひやしていたのですが、抜糸前は気にしていなかったので安心していました。 しかし、抜糸後におなかの辺りを良く舐めていたのです。 そして、傷痕は赤くただれてしまいました。 病院で処方されたのは塗り薬です。 カラーを付けて傷口を舐めないようにしていくとのことでした。 カラーを付けることで食糞が困難になります。 あたらし目の物はあげて食べさせてます。 1ヶ月くらいなら食糞しなくても大丈夫とのことです。 ペレット、野菜→手で食べさせてあげる。補助してあげる。 水→水ボトルも一緒に置きました 牧草→普段は使わないのですが、釣り下げタイプのフィーダーを取り付けました。 カラーを実際につけていることで食糞はかなり大変になりました。 ふーの困ったことは当時は粒の細かいチャーターラビットフードを使用していたので上手に食べることが出来なかったのと、お水をあまり飲まなかったことです。 朝晩、30分ぐらいカラーを外してふーの観察をしました。 |